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食中毒の原因となる​ボツリヌス菌について

〇専用の機械を使っての真空パック保存には衛生に関する知識に基づく徹底した洗浄が必要です。

ボツリヌス菌という​土のなかに存在する菌がいます。

ボツリヌス菌は、空気が少ない・真空などの状態に置かれると毒素を排出します。

土のなかで育つもの全般に言えることですが、山わさびの真空パック保存にも徹底した洗浄、厳重な注意が必要です。

ご家庭用の真空パック製造機などもありますが、衛生に関する知識や経験の無い方には、真空パック保存はおすすめしません。

ボツリヌス菌の毒素は強力です。

ボツリヌス菌は熱に強く、通常の煮沸消毒などでは死滅しません。

消毒には120℃の高温を要するので専門の高圧高温機が必要です。

ボツリヌス菌はハチミツに含まれていることでも有名で、1歳未満の子どもにハチミツを絶対与えてはならないのは、このためです。

薄めても加熱しても与えてはなりません。

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